トリートメントをより効果的に

渋谷の神泉にある美容室「Attract」で店長をやっております深津です。
お見知り置きを。
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今回は
トリートメントのお話です。

まず

トリートメントってそもそも何なのか?

っていうところなんですが

トリートメントとコンディショナーとリンス
の違いっていまいち分からず
なんとなく使っていませんか?

僕もお恥ずかしい話
美容学校を出て美容師になり
メーカーの人が来て
この違いを教えてくれるまで
知りませんでした。


いまはだいぶ変わってきたので
そうではない部分もありますが
本来、トリートメントとは内部補修。
リンスとは外側のコーティング。
コンディショナーはその両方を持ったもの。

というのが本来の意味のようです。

なのでコンディショナー、トリートメントは
内部に浸透させないといけないので
付けたら少し時間をおく。
逆にリンスは時間をおかずに
すぐ流して大丈夫なもののようです。

リンスインシャンプー
(いまの10代20代の方は知らないかも。。笑)
とかは
だから成り立つ商品なんだなと
そのとき思った記憶があります。


さて

そこでタイトルのトリートメントを
より効果的にする方法なのですが
まず髪の毛の構造から

髪の毛はこうなっています

専門的な呼び方は置いておいて
大きく分けると髪の毛は

表面(キューティクル)
中身
中心

と3つの層に分かれています。
そしてその3つの中で最も大事な部分は
"中身"の部分

カラーやパーマをやるときや
トリートメントもこの"中身"の部分に
作用させます。


そして先ほどトリートメントの説明のときに
いまはだいぶ変わってそうでない部分もあると
言ったのは
最近はトリートメントでも
中身だけじゃなく表面(キューティクル)の
部分にもしっかり作用してくれるものが
大半だということです。


そして世の中の女性達が
まず綺麗な髪の毛と言って想像するのが
シャンプーのCMに出てくる
ストレートのロングヘアーのモデルさんのような

"ツヤ"

だと思うのですが、
まずこの"ツヤ"
なんでツヤのある髪と
ツヤのない髪があるかというと

ツヤとは光が髪の毛のキューティクルに
反射して光って見えるモノです。

なので上の絵の
"健康な髪"のようにキューティクルが整って
いると、光は綺麗に反射して
ツヤが出て見えますが

"ダメージ毛"のように
キューティクルが剥がれて
ボロボロになっていると
光は乱反射してツヤのある髪には見えません。。


ということはキューティクルを整えれば、
光が綺麗に反射して
髪の毛もキレイに見えるということ。

そこでトリートメントの出番になってきます。

まずキューティクルを整えようとしても
中身がしっかりしていないと
すぐ崩れてしまいます。
何事も土台が大事です。

なのでトリートメントでまず
ダメージ毛の中身の隙間を埋めていきます。

そして土台がしっかりできたところで
キューティクルの補修です。

絵をよく見るとキューティクルというのは
魚のウロコのように
同じ方向に重なっています。

そして
ダメージ毛というのはこのウロコが
めくれ上がってしまっているのです。

そうすると中身に栄養をいくらしっかり入れても
このめくれ上がった隙間からどんどん
出て行ってしまいます。

なのでまず中身に栄養を入れたら
その栄養が外に漏れないように
キューティクルをしっかり閉める必要があります。

その方法は

トリートメントの塗り方 

です!

まず中間から毛先にかけて
トリートメントを塗ったら
毛先に向かって手をすべらすように
していきます。
これはキューティクルの向きというのは
決まっていて
根元から毛先に向かって
ウロコ状になっています。

なのでそのウロコ状のキューティクルを
しめてあげるイメージで毛先に向かって
すべらすようにしてみてください。


そうすると髪の毛がツルツルになっていくのが
触っていてわかると思います。

この工程をやるだけで、
本当に違います!
美容室でトリートメントをやった仕上がりに
限りなく近くなるのでぜひやってみてください!


それでは本日も最後までありがとうございました!


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