美容学生が求めるもの

渋谷の神泉にある美容室「Attract」で店長をやっております深津です。
お見知り置きを。
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先日何人かの美容学生と話す機会があって


それを繋げていただいた方に


何を聞きたいですか?と聞かれ


僕は



"いまの美容学生は、どうやって自分が働きたいお店を探しているのですか?あとどんな美容室で働きたいと思うのですか?"



というオジサン丸出しの質問をしてみました。


するとその美容学生達は


①まずインスタでかわいいスタイル、もしくは自分が好きなスタイルをあげている店

②そのいいと思ったお店の求人要項の福利厚生の部分を見る。

③福利厚生がしっかりしていたら、そのサロンを見学しに行く


というのがみんなやっている流れだということでした。



まず僕らの時代と明らかに違うのは①と②の部分。


僕らの時代にはインスタもなければスマホもない。


パソコンだって持っている学生なんて


ほぼいない時代だったので


美容室の情報源といえば、テレビか雑誌。


なので必然的に行きたいサロンは


有名店に集中します。


そしてこんなこと言っていいのか分かりませんが


10年以上前の美容業界は福利厚生なんて


ないのが当たり前。


旧式の師弟関係が色濃く残っていたため、


しっかりやっていないところがほとんどでしたし


そこを気にしている美容学生なんて


ほんの一部でした。


なんなら有名店で働けるなら給料や休みも


全然気にしない。


という美容学生の方が多かった気もします。



良く言えば、情熱的。


悪く言えば、先を考えていない無知。


でした。。



いまの美容学生はより現実的になったというか


いち職種として美容師を選んでいる人たちが


多いんだなと。



いまが良いとか悪いとかは思いませんが


時代も人も変わったんだなと再認識しました。



その美容学生たちの意見、裏を返せば


どんなにかわいい、カッコイイ仕事をしてても


会社としての体制がしっかりしていないと


選ばれないということです。


最近はそのような美容学生の意向や


美容学生自体の減少によって


美容業界全体が人手不足になり


会社の体制がしっかり整いだしたお店が増えました。



でもそのいまでいうブラック美容室が多かった時代の


イメージが払拭しきれず


美容師を志す美容学生が減ってきているのが現状です。


見た目もカッコよく、


なおかつ他の職種と変わらない、もしくは


それ以上の生活が出来る夢のある職業になれるように


僕らは頑張らないといけないんだなと


強く思った日でした。







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Hair by Takeshi Fukazu.

Thank you for visiting my page. I'm so happy that you will know me at here. 見ていただきありがとうございます。 ここで僕のことが少しでも分かってもらって 髪を担当させて頂けたらとても嬉しいです。

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